この記事では、安いラピッドトリガー機能付きキーボードおすすめについて書いています。
「入力があと0.1秒速かったら……」
最近人気のゲーム、ValorantやApex Legendsでこんな経験をしたことはありませんか?
コンマ1秒の入力が勝負を分ける現代FPSゲームの世界。
そんな中で注目されているのが、ゲームプレイ特化で開発された、「ラピッドトリガー」という機能を搭載するキーボードです。
このキーボードは現在ますます盛り上がりを見せているため、様々なメーカーが開発にしのぎを削っています。
そこで今回は、ラピッドトリガー機能付きキーボードのおすすめと選び方をひとつひとつ解説していきます!
ラピッドトリガー機能付きキーボードの選び方
では、何を重視して商品を選べばよいのでしょうか。
特に重要になる点をピックアップしたので、順に解説していきます。
アクチュエーションポイントの深さ
まず、アクチュエーションポイントとは、「どれくらい押し込む/戻すかをすれば入力が行われるか」というポイントの事です。
これの設定幅は商品によって異なっており、またカスタムのしやすさも商品によりけりとなっています。
また、キー入力までのゆとりを持たせたい方は、最大の幅が2.0cm以上のものを選ぶと、かなり遊びを利かせたキー入力が可能になります。
ラピッドトリガーの肝とも言えるこの機能ですので、是非こだわってみましょう。
配列
キーボードには日本人向けの日本語配列と、海外向けの英語配列の二種類が存在します。
英語配列の商品だと、日本語配列の一般的なキーボードに存在するキーがないため、普段使いには不便です。
同じキーボードを使って文章などを多く書かれる方や、キーボード初心者の方は日本語配列キーボードがおすすめです。
用途に合わせた選択を心がけるようにしましょう。
キーボードのサイズ
ゲーミングキーボードにおけるサイズは、実際の使用感であったり、利便性に直結する要素です。
あなたのデスクに合わせたサイズの商品を購入するようにしましょう。
下記の表はキーボードサイズの簡易的一覧です。
サイズ | 特徴 |
---|---|
100%サイズ | 一般的なキーを全て装備したフルサイズキーボード |
80%サイズ | テンキーを外したキーボード |
60%サイズ | テンキー、方向キー、その他のキーを外したキーボード |
まず、デスクのスペースに余裕があったり、普段使いも兼用キーボードであれば100%が無難です。
また、ゲーム中心だけどたまに文章を書くという方ならあまり使わないテンキーを外した80%サイズがおすすめです。
しかし、私が最もおすすめなのは60%キーボードです。
理由は単純で、押しミスによる誤動作が減るからです。せっかくラピッドトリガー機能付きキーボードで強くなったのに、押しミスで試合に負けてしまう…となれば本末転倒。
スイッチの種類
ゲーミングキーボードのキースイッチは、実は様々な種類があります。
その中でも大まかに、リニア・タクタイル・クリッキーの三つに分類できます。
リニア | タクタイル | クリッキー | |
---|---|---|---|
別名 | 赤軸・黒軸 | 茶軸 | 青軸 |
引っ掛かり | × | 〇 | △ |
リニアは別名(赤軸・黒軸)と呼ばれ、押し込む途中に引っ掛かりがなく滑らかでかなり使いやすいですね!
最もハイエンドなキースイッチタイプで、比較的高値で売られています。
打鍵音も比較的少ないため、多くのプロが好んで使っていますよ!
タクタイルは茶軸と呼ばれ、押し込む最中に引っ掛かりを感じやすいため、どのくらい押し込んでいるかを直感で確かめやすいです。
個人的には先述した、アクチュエーションポイントの調整に最適なキースイッチですね!
クリッキーは押し込むときの引っ掛かりのみではなく、カチッという音が鳴ることが特徴のキーで、別名(青軸)と呼ばれます。
ただ、何もこだわりがないならリニアがおすすめ♪多くのプロ選手がリニアスイッチを使用しています。
安いラピッドトリガー機能付きキーボードおすすめ5選
ここからは、コスパ・性能を重視したラピッドトリガー機能付きキーボードのおすすめを5選を紹介します。
- Wooting | 60HE
- SteelSeries | Apex Pro TKL2023
- DrunkDeer | A75
- ELECOM GAMING | VK600A
- RAZER | Huntsman V3 Pro Mini JP
Wooting | 60HE
ラピッドトリガーキーボードの元祖と呼ばれる商品です。
このキーボードの特徴はなんといってもカスタムがしやすいこと。
ケースを含めスイッチなどを自分好みに変更することができます。
- カスタムが変幻自在
- 多くのプロが愛用
- 世界で初めてのラピッドトリガー
アクチュエーションポイント | 0.1~4.0mm |
---|---|
キー配列 | 英語 |
サイズ | 302×116×38mm |
キースイッチ | Lekker Switch(リニア) |
重量 | 605g |
■こんな人におすすめ
- プロと同じデバイスを使いたい人
- カスタムを施して自分好みのデザインにしたい人
SteelSeries | Apex Pro TKL2023
「従来のキーボードと比べ、作動を20倍高速化、レスポンスを11倍高速化、耐久性を2倍に向上」という強力な謳い文句を掲げている「Apex Pro TKL」
それを可能にするのは、特製のOmnipoint 2.0スイッチ。
ラピッドトリガーは勿論、2-in-1アクションキーという、1つのキーに2つのアクションをプログラムさせられる機能もついています!
また、商品右上には小型の有機ELディスプレイが搭載されており、設定の調整などを可視的に確認できます。
日本語キー配列のバージョンも存在するため、ゲーム以外の使用もOK。
まさしくお値段以上、コスパ最強のキーボードです。
- 2-in-1アクションで利便性アップ可能
- 有機ELディスプレイ搭載で管理しやすい
- 日本語配列キーボード対応
アクチュエーションポイント | 0.1~4.0mm |
---|---|
キー配列 | 日本語 |
サイズ | 355×128×42mm |
キースイッチ | OmniPoint 2.0(リニア) |
重量 | 960g |
■こんな人におすすめ
- 2-in-1アクションキーで効率的な操作を行いたい人
- コスパ最強のキーボードが欲しい人
DrunkDeer | A75
次に紹介する「A75」は、比較的安くで手に入るキーボード!
従来のラピッドトリガー機能付きキーボードに比べ1万円ほど安く、予算に余裕がない方でも買えちゃいますよ♪
デザインは値段以上に洗練されており、どんなデスクにおいても映える商品です。
- 安価で入手可能
- デザインがシンプルでデスクに合いやすい
アクチュエーションポイントの調整は他の商品に比べ少し制限はありますが、あまり気にならない程度なので、初心者には最適なキーボード!
アクチュエーションポイント | 0.4~3.6mm |
---|---|
キー配列 | 英語 |
サイズ | 355×140×29mm |
キースイッチ | リニア |
重量 | 715g |
■こんな人におすすめ
- 安価でラピッドトリガー機能付きキーボードを手に入れたい人
- シンプルなデザインが好きな人
ELECOM GAMING | VK600A
数少ない日本メーカーが作っているおすすめキーボード。
Esportsは海外で主に盛り上がりを見せており、関連商品も海外製がほとんど…。
やっぱり国産じゃないと安心できない…という方も安心の高品質なラピッドトリガーキーボードです!
アクチュエーションポイントの調整も0.1mmから可能で、キースイッチも摩擦のないリニアというハイエンド仕様。
日本語配列のキーボードで入力しやすさに拘ったキー配置を実現しています。
日本メーカーのため、問題が起きた際のサポートも受けやすく、安心して購入できるのも嬉しいポイント!
- 安心の国内メーカー産
- アクチュエーションポイント、スイッチ、配列どれも高水準
アクチュエーションポイント | 0.1~3.8mm |
---|---|
キー配列 | 日本語 |
サイズ | 322×124×36.2mm |
キースイッチ | リニア |
重量 | 662g |
■こんな人におすすめ
- 外れの商品を買いたくない、安定志向の人
- 国内メーカーのサポートを受けたい人
RAZER | Huntsman V3 Pro Mini JP
最後はRAZERのラピッドトリガーキーボードです。
ラピッドトリガーを搭載するために、RAZER社の第二世代光学式アナログスイッチが採用されています。
ここが最大の強みで、従来のラピッドトリガーは磁気を利用して深さを検知するスイッチが採用されているのに対し、この商品は光学式です。
光学式は誤作動が起こりにくいことが知られており、数mmの差で入力が異なるラピッドトリガーとの相性は抜群なんです!
- 第二世代光学式アナログスイッチで誤作動が少ない
- 打鍵音が特徴的
アクチュエーションポイント | 0.1~4.0mm |
---|---|
キー配列 | 日本語 |
サイズ | 363×139×39mm |
キースイッチ | クリッキー |
重量 | 719.5g |
■こんな人におすすめ
- キーの誤作動にはこりごりな人
- クリッキーな打鍵音を体感したい人