この記事では、でかいマウスパッドおすすめについて書いています。
マウスパッドにはサイズが色々あるけど、ゲーミングマウスパッドは普段使いの物より大型のサイズが競技シーンでも良く使われていますね。
それに憧れて、「でかいマウスパッドが欲しい!」と思っている方もいるでしょう。
しかし、大きめのマウスパッドを置こうと思うとかなりのスペースが必要となる上、少し価格が高くなるので買うのに勇気がいります。
そんな方のために今回は、大きめのマウスパッドが競技シーンで普及している理由や、マウスパッド選びで失敗しないために気を付ける点について説明しながら、でかいマウスパッドおすすめ10選を紹介します。
でかいマウスパッドのメリット・デメリット
大型のマウスパッドは大きい分メリットもありますがデメリットもあります。
まずはメリット・デメリットそれぞれについてまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
マウス移動に制限が無い デスクマットとしても使える デスクの傷つきを抑えられる キーボードのタイプ音が小さくなる | デスクにスペースを要する 他のアイテムが置けなくなる 価格が高くなりがち 選択肢が少ない |
でかいマウスパッドのメリットは何と言っても、マウスの移動量が増えることです。
一回でマウスを触れる距離が増えることで、ゲーム上のキャラクターの視点が正確にスムーズに長距離動かせるようになります。
これが、でかいマウスパッドが競技シーンで普及している理由です。
逆にでかいマウスパッドのデメリットで1番ポイントになってくるのがスペースの問題です。
私はVAXEEの470×390mmの大きめのマウスパッドを使っているのですが、最初スペースの問題でキーボードのテンキーの部分をパッドに重ねていました。
その状態でVALORANTのコーチングを受けた際、コーチにプレイ環境を確認してもらったところ「テンキーをマウスパッドに重ねないと置けないスペースなら、テンキーレスのキーボードに変えてください」とアドバイスを受けました。
結局マウスパッド全体を使えないと、キャラの視点を動かす時にマウスの置き直しが発生してエイムがブレる結果になってしまいます。
これだと大きなマウスパッドを使っている意味がないので、大きめのマウスパッドを使用したい方は、私がアドバイスを受けたようにテンキーレスキーボードやコンパクトなキーボードにするなど工夫をしてデスクのスペースをうまく確保してください。
感度が低い、ローセンシの人はマウスをたくさん動かさないと180度振り向けないようになってるので、スペースに余裕があるローセンシの人は大きめのマウスパッドを検討してみてください。
でかいマウスパッドの選び方
でかいマウスパッドと言っても、サイズは色々です。
まずは、どのサイズから「でかいマウスパッド」と言われるのか、さらにパッドの素材や厚みによる性能の違いについて説明します。
- サイズ
- 素材
- 厚さ
- デザイン性
サイズ
マウスパッドのサイズはS~XLとサイズは様々です。
サイズのおおよその目安は以下の通りです。
S | 250×210mm |
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M | 320×270mm |
L | 450×400mm |
XL | 900×400mm |
今回このように表記しましたが、商品としてのサイズ展開はこの表記と異なる場合があるので、しっかり数字を見て長さの確認をしてください。
大きめのサイズはL、XLのサイズになります。
Lの場合、キーボードはマウスパッドの上に重ねずに使用することになります。
マウスパッドとキーボードを別で置けるスペースがあるか要チェックです。
XLの場合はマウスパッドの上にキーボードを乗せて使えるので、キーボードを乗せた時にどれくらいマウスパッドに余りが出るのか確認してください。
残ったスペースが、マウスの可動域になります。
素材
素材は主にソフト(布)とハード(プラスチック・金属・ガラス)に分かれます。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ソフト (布) | ・選択肢の幅が広い ・マウスソールが摩耗しにくい | ・耐久性が低い ・掃除がしにくい |
ハード (プラスチック・金属・ガラス) | ・よく滑る ・掃除がしやすい ・耐久性が高い | ・マウスをコントロールしにくい ・マウスソールが摩耗しやすい |
ソフトタイプのマウスパッドは汎用性が高く、色んなゲームに柔軟に対応してくれます。
ハードタイプは良く滑る一方で安定性に欠ける部分があります。
選択する際は自分がプレイするゲームやプレイスタイルを踏まえて考るようにしましょう。
厚さ
マウスパッドの厚さは、だいたい3mmを基準に薄いか厚いか考えます。
それぞれメリット・デメリットがありますが、基本的には3mm以上あるマウスパッドの方がおすすめです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
薄い (3mm未満) | ・摩擦が少ない ・素早い動きに適している ・価格が安め | ・クッション性がないので手に負担がかかる ・安定性が低い |
厚い (3mm以上) | ・沈み込みにより摩擦が大きい ・コントロールしやすい ・手に負担がかかりにくい | ・価格が高くなりがち ・開封直後の巻き癖がすぐ直らない |
厚いマウスパッドは、何層かにパッドの素材が分かれているためその分価格が高くなりがちです。
しかし、こだわりのマウスパッドを手に入れたいのであれば、厚めの物を選ぶことをおすすめします。
デザイン性
大型マウスパッドで性能も求める場合、正直デザイン性の選択肢はあまりありません。
色で可愛いのがあったりする程度です。
XLサイズの場合はデスクマットの代わりになることもあり、様々なデザインの物が見られます。
しかし、デザインだけで選んでしまうとマウスパッドとしての性能の部分で満足のいかない場合もありますので、性能もしっかりと確認しましょう。
インテリアとしての部分を重視したい場合は、お洒落なものがたくさんあるのでマウスパッド選びを楽しんでください。
でかいマウスパッドおすすめ10選
ここからは、でかいマウスパッドおすすめ10選を紹介します。
- VAXEE(PA Black)
- ARTISAN(FX-ZR-SF-XL)
- SteelSeries(QcK Edge Large)
- SteelSeries(QcK Heavy)
- BenQ(ZOWIE G-SR-SE)
- Logicool G(G740TH)
- SkyPAD(3.0)
- Pulsar Gaming Gears(Superglide PAD)
- Razer(Atlas)
- Hotline Games(流光)
VAXEE(PA Black)
サイズ | 470×390mm |
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素材 | 布(クロスファイバー) |
厚さ | 3.5mm |
デザイン・色 | 黒のみ |
多くのプロが使用しているVAXEEマウスパッド
滑走度抑えめで、フリックエイムのゲームに適しています。
同じVAXEEからPAのデザイン性の高いパッドも出ているので、絵柄で楽しむ事も出来ます。
ただ、デザインの物は転写インクの使用によってBlackよりも多少滑りやすくなっているみたいなので要確認です。
- 滑りを抑えて、安定性を重視したマウスパッド
- 多少性能の違いはあるけど、デザインでも楽しめる
■こんな人におすすめ
- フリックエイムのゲームがメインの人
- デザインも楽しみたい人
ARTISAN(FX-ZR-SF-XL)
サイズ | 490×420mm |
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素材 | ポリエステル |
厚さ | 3mm |
デザイン・色 | 黒・橙 |
VAXEEと同様に多くのプロに使われているマウスパッド
表面が特殊な編み構造になっており、その凸凹で良く止まる。滑りやすさと止まりやすさの両方を兼ね備えた無敵のマウスパッドです。
- 良く滑り、良く止まる
- 特殊生地で有名海外ブランドの上位互換をイメージして作られている
■こんな人におすすめ
- 様々なタイプのFPSゲームをする人
- 予算をかけても良いものが欲しい人
SteelSeries(QcK Edge Large)
サイズ | 450×400mm 900×300mm |
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素材 | ゴム |
厚さ | 2.0mm |
デザイン・色 | 黒 |
厚さが2mmと薄いマウスパッドです。
厚さが薄いので、良く滑ります。
価格が比較的安価ですが、ブランドとしてはしっかりしていて口コミも良いので、こだわりはないけどそれなりに良いものが欲しいという方におすすめです。
- 厚さ2mmの薄めのマウスパッド
- コスパが良い
■こんな人におすすめ
- コスパ良くマウスパッドが欲しい人
- トラッキングエイムが重要なFPSゲームをする人
SteelSeries(QcK Heavy)
サイズ | 450×400mm 900×400mm |
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素材 | ゴム |
厚さ | 6.0mm |
デザイン・色 | 黒 |
1つ前に紹介したマウスパッドの厚さが厚めのタイプ
厚さ6mmは、他に見ないくらいに厚いマウスパッドになります。
厚みがあるので腕が疲れにくく、止まりやすいので細かいエイム操作が求められるゲームに適しています。
- 長時間使っても腕が疲れない
- 細かいマウス操作がしやすい
■こんな人におすすめ
- 長時間ゲームをする、マウスをたくさん振る人
- 細かいエイム調整が必要なゲームをする人
BenQ(ZOWIE G-SR-SE)
サイズ | 480×400mm |
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素材 | 布・ゴム |
厚さ | 3.5mm |
デザイン・色 | 黒・ルージュ |
全体的にバランスの良いマウスパッド「ZOWIE G-SR-SE」
滑りやすさ、止まりやすさ共に中間くらいになるように作られていて、癖がないのでマウス操作を常に一定に安定して行いたい方向けになっています。
色展開が黒とルージュになっていて、ルージュは少し価格が上がりますがデザイン性抜群!
- 全体的にクセのないマウスパッド
- ルージュのカラー展開が可愛い
■こんな人におすすめ
- クセのないマウスパッドが欲しい
- 性能も求めたいけど、個性的なデザインも捨てがたい人
Logicool G(G740TH)
サイズ | 460×400mm |
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素材 | 布・ゴム |
厚さ | 3mm、5mm |
デザイン・色 | 黒 |
ゲーミングデバイスのブランドとして超有名、超人気のlogicoolのマウスパッド
同じ素材で、厚さが3mmと5mmの2種類展開になっています。
厚めのマウスパッドにしては価格も比較的抑えられているので、コスパの良い商品になっています。
- 厚さが2種類から選べる
- 安定のブランドだけどコスパの良い商品
■こんな人におすすめ
- 初めてのマウスパッド購入で失敗したくない人
- コスパ良くマウスパッドを手に入れたい人
SkyPAD(3.0)
サイズ | 500×400mm |
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素材 | ガラス |
厚さ | 3.6mm |
デザイン・色 | 黒・白 |
SkyPADはガラス製マウスパッドの中でも一番認知度の高い物です。
ガラスなので掃除が楽で、とにかく良く滑ります。
値段は、ガラスパッドの中では平均的です。
セールもあるみたいなので、安く手に入れたい方はタイミングを待つといいでしょう。
- ガラス製でよく滑る
- ガラスパッドの中でも有名で安心
■こんな人におすすめ
- トラッキングエイム系のゲームをする人
- ガラスパッドで失敗したくない人
Pulsar Gaming Gears(Superglide PAD)
サイズ | 490×420mm、980×420mm |
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素材 | ガラス |
厚さ | 3.0mm |
デザイン・色 | 黒・赤・白 |
ガラスパッドでは珍しいXLサイズが展開されている「Pulsar Gaming Gears(Superglide PAD)」
980×420mmのガラスパッドは他にないんじゃないかというくらい珍しい。
ただ、正直ガラスパッドでそのサイズは大きすぎやしないか・・・・
という印象を受けますが、机上に大きいガラスパッドが置かれている様は圧巻です。
色も赤という派手な色展開もあるので、人と同じが嫌だという人はぜひ!
- ガラスパッドでは珍しいXLサイズがある
- ガラスパッドの中ではコスパが良い
- 表面にザラつきがある
■こんな人におすすめ
- 特大サイズのガラスパッドが欲しい人
- 性能が保障された派手な色のパッドが欲しい人
Razer(Atlas)
サイズ | 450×400mm |
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素材 | ガラス |
厚さ | 5.0mm |
デザイン・色 | 黒・白 |
ゲーミングデバイスのブランドで人気が高いRazerからのガラスパッドです。
コストが少し高めなので、同じガラスパッドであれば前に紹介したSkyPADかPulsarの物をオススメしますが、Razerファンの方には全力でこちらをオススメします!
- 人気ブランド、Razerの商品
- 表面がサラサラ
■こんな人におすすめ
- Razerが好きな人
- 表面がサラサラなガラスパッドが欲しい人
Hotline Games(流光)
サイズ | 450×400mm |
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素材 | ガラス |
厚さ | 3.0mm |
デザイン・色 | 猫・フォッシル・般若・モンスター |
超安価なガラスパッド!
本体がガラスというわけではなく、表面がガラスコーティングされているものです。
本格的なガラスパッドとは異なりますが、布のパッドよりは滑りやすくなっています。
さらに、大きめパッドの中では珍しいデザイン性が豊富!
デザインを楽しみながらガラスパッドの雰囲気を知りたい人におすすめです。
- デザインが豊富
- ガラスコーティングなので、完全なガラスパッドより安価
■こんな人におすすめ
- 安くでガラスパッドの雰囲気を知りたい人
- デザインを楽しみながらパッドを購入したい人