この記事では、タルコフ向けゲーミングイヤホンについて書いています。
Escape from Tarkov(タルコフ)をプレイし始めた人は、そのリアルさに驚いたことがあるのではないでしょうか?
マップ表示もなく、目視や音だけで索敵をしなくてはいけないのがタルコフというゲームです。
そのため、銃声や足音をしっかりと認識できるイヤホンが必須と言っても過言ではありません!
今回はタルコフ向けのゲーミングイヤホンについて、その選び方やおすすめのモデルについて紹介します!
タルコフ向けゲーミングイヤホンの選び方は?
タルコフ向けゲーミングイヤホンの選び方について解説します!
装着感と遮音性で選ぶ
メリット | デメリット | |
---|---|---|
カナル型 | ・遮音性が高い ・細かい音も聞き取りやすい | ・長時間の使用は疲れやすい ・耳が痛くなる人もいる |
インナーイヤー型 | ・長時間の使用でも疲れにくい ・音の距離感を掴みやすい | ・遮音性が低い ・ゲーミングモデルが少ない |
イヤホンには、カナル型(密閉型)とインナーイヤー型(開放型)の2種類が存在します。
カナル型は、イヤーピースを耳の中に入れるように装着するため、外れにくく密封性が高い特徴を有しています。
そしてインナーイヤー型は、耳の表面の耳介と呼ばれる部分にイヤホンのパーツをひっかけて装着するため、外れやすいが開放感があり空間表現を掴みやすいのが特徴です。
有線か無線かで選ぶ
メリット | デメリット | |
---|---|---|
有線タイプ | ・高音質 ・接続が安定している ・無線よりも安価なものが多い | ・コードが邪魔になる ・断線の可能性がある |
無線タイプ | ・コードが邪魔にならない ・断線の可能性がない ・離席の際に取り外す必要がない | ・接続が不安定 ・充電が必要 ・高性能は高価格 |
イヤホンには有線と無線の2種類のタイプが存在しますが、結論から言うと、タルコフのプレイだけを考えたら遅延がなく高い音質の有線タイプがおすすめです。
ですが、最近では有線タイプに負けない性能を持つ無線タイプも存在するので、価格を気にしないのであればそちらを選択するのもありですね。
有線タイプと無線タイプのイヤホンではそれぞれ特徴があるので、自分の環境に合ったものを選んでみてください!
中~高音よりのものを選ぶ
イヤホンは、受け取った音声信号をドライバーによって空気の振動に変換して再生していますが、このドライバーの種類によって得意な表現音域が異なってきます。
同じ音楽でも、イヤホンごとに聞こえ方が違うなと感じたことはありませんか?
それは音質の良さの違いだけでなく、ドライバーの種類が違うためだったのかもしれません。
そしてタルコフでは、足音などの音の表現を第一に考える必要があるので、中~高音域の表現が得意なイヤホンが一番聞き取りやすいです!
定位感が優れているものを選ぶ
タルコフでは、音の定位感(方向や距離)を正確に把握できるかという部分が特に重要になってきます。
聞こえていたのに対応できなかった、というのが一番悔しいですよね。
そういったことがないように、イヤホンを選ぶ際にはこの定位感が優れたものを選ぶ必要があります。
しかし定位感が優れているかどうかは、商品のレビューや実際に使用したストリーマーやプロたちの評価でしか判断できないのが難点です。
気に入ったイヤホンを見つけたら、まずは「定位感が優れている」という評価があるかを確認してから買うようにしましょう!
タルコフ向けゲーミングイヤホンおすすめ10選
タルコフ向けゲーミングイヤホンのおすすめモデルを10選紹介します!
FPSプロ選手も愛用する『SHURE SE215』
アメリカのオーディオメーカー「SHURE」のイヤホンで、非常に多くのプロやストリーマーに愛用されています。
ケーブルが着脱式のため断線しても取り換えが可能なので、同じイヤホンを長く使い続けることができます。
また遮音性や定位感に優れているだけでなく、元々は音楽などの普段使い用に発売されているため音質にも優れているのが嬉しいポイント!
タイプ | カナル型 |
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ドライバー | ダイナミック型マイクロドライバー |
接続方式 | 3.5mmミニプラグコネクター |
ケーブルの長さ | 1.16m |
マイクの有無 | 無 |
遮音性を求める人は『Bose QuietComfort 20』
音響機器メーカー「Bose」の製品で、騒音対策に使用されるほど周囲の音を遮断するノイズキャンセリング機能がとても優秀です。
さらにこの機能はオンオフが可能なので、オフにすれば周囲の音を聞くこともできます。
周囲の音を気にせずにゲームに集中したい人はぜひ試してみてください!
タイプ | インナーイヤー型 |
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ドライバー | ダイナミック型マイクロドライバー |
接続方式 | 3.5mmミニプラグコネクター |
ケーブルの長さ | 1.3m |
マイクの有無 | 有 |
コスパ最強で初心者におすすめな『HyperX Cloud Earbuds』
ゲーマーにはお馴染みの「HyperX」シリーズ。
高価格のイヤホンに比べると音質は劣りますが、価格に見合った音質のクオリティはクリアしていますし、足音の聞き分けには優れているので、十分な性能だと言えます。
また多機能なインラインマイクが搭載されているので、このイヤホンだけでVCも可能です!
価格と性能のバランスが絶妙なので、コスパを気にする人にも満足してもらえるはず!
タイプ | インナーイヤー型 |
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ドライバー | – |
接続方式 | 3.5mmステレオミニジャック(4極) |
ケーブルの長さ | 1.2m |
マイクの有無 | 多機能ボタン付きインラインマイク |
普段使いにも最適な『Razer Hammerhead Pro V2』
ゲーミングデバイスメーカーとして有名な「Razer」のイヤホンで、根強い人気があります。
見た目と性能の両方にこだわりたい人や、普段使いにも使用したい人に特に人気が高いですね。
タイプ | カナル型 |
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ドライバー | ハイブリッド |
接続方式 | 3.5mmミニプラグ |
ケーブルの長さ | 1.2m |
マイクの有無 | 多機能ボタン付きインラインマイク |
音質だけを求めるなら『Sennheiser IE40 PRO』
ドイツの音響デバイスメーカー「Sennheiser」のイヤホンで、非常に音質に優れています。
バランスよくクリアな音の再生に優れているので、細部まで細かく正確に音の再現が可能になっています。
タイプ | カナル型 |
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ドライバー | ダイナミック |
接続方式 | 3.5mm |
ケーブルの長さ | 1.3m |
マイクの有無 | 無 |
価格を気にせず高性能を求めるなら『audio-technica ATH-E70』
日本のブランドとして有名な「オーディオテクニカ」の高性能イヤホンです。
また定位感にも優れており、音の方向や距離が手に取るように分かります。
さらに低~高音の全てにも対応しているので、高価格に見合う高音質を実現している優れもの!
価格を気にせずに性能だけを追求したい人は、このイヤホンを購入すれば間違いなしです!
タイプ | インナーイヤー型 |
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ドライバー | バランスド・アーマチュア型(BA型) |
接続方式 | 3.5mm |
ケーブルの長さ | 1.6m |
マイクの有無 | 無 |
入門編におすすめ『JBL QUANTUM 50』
名門オーディオブランドであるJBLのイヤホンで、びっくりするほどお手頃価格!
特許取得済みの、耳から抜け落ちにくい独自構造「ツイストロック機能」や、ウルトラソフトシリコン製のエンハンサーによって、非常に安定した装着感を得られます。
かなりお手頃な価格なので、初めてのゲーミングイヤホン入門編として最適!
タイプ | カナル型 |
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ドライバー | – |
接続方式 | 3.5mm |
ケーブルの長さ | 1.2m |
マイクの有無 | 有 |
音の空間性を重視するなら『final VR3000 for Gaming』
イヤホン・ヘッドホンの日本ブランドである「final」のイヤホンですね。
そしてなによりも、空間表現にこだわって作られているので、定位感に優れていて音の方向がとても分かりやすい!
音の方向感を重視したい人には特におすすめなので、ぜひ試してみてください!
タイプ | インナーイヤー型 |
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ドライバー | f-Core DU |
接続方式 | 3.5mm |
ケーブルの長さ | 1.2m |
マイクの有無 | 有 |
音への反応速度を重視するなら『final VR2000 for Gaming』
日本ブランドである「final」が、音への反応にこだわって設計したイヤホンです。
価格は少々お高めですが、1万円を超えることが多いゲーミングイヤホンの中では良心的なお値段だと思います。
音への反応速度を重視したい人にほど、使用してみて欲しいイヤホンですね!
タイプ | カナル型 |
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ドライバー | f-Core DU |
接続方式 | 3.5mm |
ケーブルの長さ | 1.2m |
マイクの有無 | 有 |
意外とFPSプロ使用率が高い『Apple EarPods with 3.5mm』
誰もが知る「Apple」純正のイヤホン!
そしてなにより、非常に安く手に入りやすいのがメリット!
価格以上の音質を期待できないという難点はありますが、安さで選ぶなら断然Apple EarPodsがおすすめです!
タイプ | インナーイヤー型 |
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ドライバー | ダイナミックドライバー |
接続方式 | 3.5mmミニプラグコネクター |
ケーブルの長さ | 1.8m |
マイクの有無 | 有 |
タルコフ向けイヤホンを買う時の注意点
タルコフ向けイヤホンの選び方やおすすめモデルを解説してきましたが、その他にも選ぶ際に注意した方がいい点などがあります。
これをおろそかにすると、せっかくイヤホンを新調したのに逆にゲームプレイに悪影響がでてしまったり、なんてこともあるかもしれません。
全てがそうというわけではないですが、イヤホンを買う時に失敗しないために気を付けてほしい内容です!
普段使いも考えるなら低音にも強いものを選ぶ
タルコフ向きのイヤホンは中~高音域を選ぶのがいいと紹介しましたが、普段使いもする場合は低音と高音に強いものを選ぶ必要があります。
バランスド・アーマチュア型は中~高音特化ハイブリッド型は低~高音までをカバーしているので、普段使いも考えている人はハイブリッド型を選びましょう!
耳が痛くならないものを選ぶ
イヤホンを選ぶ時に、性能だけを気にして実際の装着感を試していないと起きがちな問題が、自分の耳とイヤホンとの相性です。
最終的には、他者の評価ではなく自分の耳で試してみないと分からないことなので、自分の耳にはどのタイプのイヤホンが合っているのかを知る必要があります。
突然高いイヤホンを買っても耳に合わなくてゲームに集中できない、なんてことになったら悲しいので、まずは安いイヤホンで自分の耳との相性を探すのもありかもしれません。
マイク付きか否かを確認する
イヤホンにはマイク付きのものとそうでないものが存在します。
今までマイク付きのイヤホンを使用していたため失念していたが、新しいイヤホンを買ったらマイクがついていなかった、なんてこともあるかもしれません。
そうなると新しくマイクも買う必要があるので予想外の出費になってしまいますし、マイクが手元に来るまではVCが使用できません。
イヤホンを買う時にちょっと気にするだけで防げる不幸なので、新しくイヤホンを購入する時にはマイクの有無の確認を怠らないようにしましょう。
まとめ
今回はタルコフ向けゲーミングイヤホンについて、その選び方やおすすめのモデルなどを紹介してきました!
タルコフは音が非常に重要な要素となるゲームなので、タルコフ向けゲーミングイヤホンと普通のイヤホンとではプレイのレベルにも格段に差が出てしまいます。
自分に合ったタルコフ向けゲーミングイヤホンを使用して、今まで以上に快適で有利なタルコフのプレイを楽しみましょう!