この記事では、ゲーム用Bluetoothアダプターのおすすめについて書いています。
ゲーム用にPCを買ったけど、買ってからBluetooth非対応なことに気づいてせっかく用意していたデバイスが使えない・・・なんて悩みを抱えたことがありませんか?
そんな方に知っておいて欲しいのが、実はBluetooth機能は後付けが可能だということです!
ゲーミングPCなどの大きな買い物をした後でBluetooth非対応だと発覚すると、かなり後悔してしまいますよね。
今回はそんな後悔を解消してくれるゲーム用Bluetoothアダプターについて解説していきます。
1番おすすめなのは「BUFFALO Bluetooth アダプタ 5.0対応」
コスパの良さや安全性、手に入りやすさなどを考慮してのNo.1なので、万人受けという意味では断トツでおすすめのゲーム用Bluetoothアダプターです。

ゲーム用Bluetoothアダプターの選び方

まずは、ゲーム用のBluetoothアダプターの選び方について解説します。
BluetoothのClassで選ぶ
Bluetoothには「Class」と呼ばれる電波強度の規定があります。
詳しく説明すると、Class1は電波が強いため100mもの距離における通信が可能で、Class2は10m、Class3は1mほどの範囲で通信を行います。
また、現在販売されているBluetoothアダプターはClass1とClass2が主流で、Class3のものはあまりほとんどありません。
ゲーム部屋で使うならClass2を買いましょう!
Bluetoothのバージョンで選ぶ
OSなどと同じように、Bluetoothにもバージョンが存在します。
注意が必要なのが、バージョンが異なる機器間で使用する場合は、低い方の性能が適用されるということです。
これらの注意点をクリアしつつ、バージョンの大きいBluetoothを選ぶのが一番いいかと思います!
対応プロファイルで選ぶ
Bluetoothにはプロファイルというものがあります。
主流なものを下記にまとめてみたので、自分にどの機能が必要なのかを考慮して、必要なプロファイル対応のBluetoothを選ぶようにしましょう!
HFP(Hands-Free Profile) | 電話の発着信などの操作 |
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HSP(Headset Profile) | ヘッドセット接続 |
HID(Human Interface Device Profile) | マウス・キーボード入力 |
A2DP(Advanced Audio Distribution Profile) | 音楽再生 |
対応OSで選ぶ
BluetoothアダプターをPCに接続して使う場合、接続するPCとBluetoothアダプターの対応OSは一致している必要があるので、対応OSについても確認しておきましょう。
またOSによってはバージョン4.0以降の省電力に対応していない場合もあるので、こちらもチェックしておくと良いかもしれません。
USB規格で選ぶ
Bluetoothアダプターは、基本的にPCのUSBポートに挿入して使うアイテムです。
そのため、USBの規格もチェックしておきたい重要なポイント!
また、USBの規格が2.0のPCと、USBの規格が3.0のBluetoothアダプターを接続することも可能ですが、その場合の転送速度はUSB2.0の仕様になるので注意してください。
ゲーム用Bluetoothアダプターおすすめ6選

ここからは、ゲーム用Bluetoothアダプターのおすすめモデルを6選紹介します!
最大通信距離40m『BUFFALO Bluetooth アダプタ 5.0対応』
バージョン | Bluetooth 5.0 |
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プロファイル | A2DP、HFP、AVRCP、DUN、HID |
USB規格 | Type-A |
対応OS | Windows 11、10、8.1 |
国産のネットワーク機器メーカーでお馴染みのBUFFALOのBluetoothアダプターです。
これだけ小型なのに最大通信距離40mという広範囲で、離れたデバイスとも通信が可能なのが魅力ですね。

デュアルチップ搭載『Princeton Bluetooth USB アダプター Ver4.0+EDR、LE』
バージョン | Bluetooth4.0+EDR/LE |
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プロファイル | A2DP、AVRCP、BIP、DUN、FTP、 GAVDP、HCRP、HFP、HSP、HOGP、 HID、OPP、PAN、SPP、SYNC、BPP、PXP |
USB規格 | ー |
対応OS | 各Windows、MacOSなど |
デュアルチップを搭載している「Bluetooth SMART READY規格」に対応したBluetoothアダプターです。
Bluetooth4.0だけでなく、3.0や2.0など幅広いBluetooth規格に対応したBluetoothアダプターなので、無線LANなどと併用した場合でも電波が干渉することを防ぐことができます!

対応プロファイル業界最多『Elecom Bluetooth 超小型USBアダプタ』
バージョン | Bluetooth4.0+EDR/LE |
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プロファイル | AVRCP、ANP、BIP、BLP、 DI、DUN、FAX、FMP、FTP、 GAVDP、HTP、OPPなど |
USB規格 | USB2.0 |
対応OS | Windows10、8、8.1、7、Vista |
対応プロファイルが業界最多となる27種類に対応しているBluetoothアダプターです。
これだけ多くのプロファイルに対応しつつも、多くのデバイスで使用ができる超小型アダプターなので持ち運びも簡単ですよ。
またWindows10の場合、事前のセットアップ不要でPCに挿すだけで使えるので、購入したその日からすぐ利用可能なのも嬉しいポイント!

コスパ最高『TP-Link Bluetooth USBアダプタ』
バージョン | Bluetooth4.0+EDR/LE |
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プロファイル | AVRCP、GAVDP、PAN、A2DP、HFP、 PRX、BIP、HCRP、SPP、BPP、 HSP、 SP、DID、HID、VDP、など |
USB規格 | ー |
対応OS | ー |
TP-Linkのコスパ最高のBluetoothアダプターです。
さらに、コンパクトで邪魔にならないナノサイズBluetoothアダプターなのに、全19種類のプロファイルに対応しているので多くのデバイスで使用することが出来ちゃいます。

2種類のドライバーに対応『サンワサプライ Bluetooth 4.0 USBアダプタ(class1)』
バージョン | Bluetooth Ver4.0+EDR |
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プロファイル | PAN、FAX、DIP、PXP、BLP、SPP、 HSP、BPP、HTP、GLP、DUN、HFP、 PBAP、HRP、HID、A2DP、MAP、HOGP、 OPP、AVRCP、GATT、DI.DID など |
USB規格 | USB(Aタイプコネクタ) |
対応OS | Windows10他 |
最大100mまで対応した、サンワサプライのclass1の省電力Bluetoothアダプターです。
状況に応じて使い分ければ、幅広い機器でワイヤレス接続が可能ですよ。

安定した高速接続『UGREEN Bluetoothアダプタ 35058』
バージョン | Bluetooth Ver5.4 |
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プロファイル | ー |
USB規格 | USB 2.0 |
対応OS | Windows 11、10、8.1 |
安定性と高速な接続を実現したUGREENのBluetoothアダプターです。
また使用時に物理的な障壁や電波干渉の影響はうけますが、最大20mの長距離伝送が行えるのも個人的に嬉しいポイントですね。

ゲーム用Bluetoothアダプターを買う時の注意点
ゲーム用Bluetoothアダプターを購入する際に注意して欲しいことをまとめました!
BluetoothアダプターとBluetoothレシーバーの違い
Bluetooth接続のための機器を探していると、BluetoothアダプターとBluetoothレシーバーという言葉を見かけるかと思います。
そして対照的に、Bluetoothレシーバーは信号受信に特化しています。
つまりアダプターはPC、TVなど幅広い機器で活用され、レシーバーは主にスピーカーやヘッドフォンでの音楽ストリーミングに使用されるというイメージで問題ないです。
そのため、アダプターは汎用性が高く、レシーバーは特定用途に最適化されている点が大きな違いといえるでしょう。
主にゲーム用での使用を考えるなら、Bluetoothアダプターが最適だということです!
とはいえ性能的にはほぼ同じようなものなので、購入時に間違わないように気をつけましょう!
Bluetoothアダプターの互換性について
まずこれだけは覚えておいて欲しいのが、「現在普及している4.0以降のバージョンには互換性がある」ということです。
ただし上記でも説明していましたが、バージョンが異なる機器間で使用する場合は、下位互換性からバージョンが低いほうの性能で通信が行われる点だけ留意していてください。
加えてバージョン3.0以前と4.0以降では互換性がない場合も珍しくないので、どちらかの機器がバージョン3.0以前の場合は、そちらに合わせた方が安全だと思います。
まとめ
今回はゲーム用Bluetoothアダプターについて、その選び方やおすすめのモデルについて解説してきました。
Bluetoothアダプターを使用すれば、Bluetooth非対応の機器でも簡単に接続するだけでBluetoothが利用できるようになるので、とてもおすすめです。
しかもほとんどのアダプターが2,000円未満で購入できるので、コスパ的にもとても嬉しい優れもの!
今回の記事を参考にしてゲーム用Bluetoothアダプターを活用し、Bluetooth非対応の機器で今まで出来なかった無線接続を最大限楽しみましょう!